「自立」とは「すべて自力でできて人に迷惑をかけないこと」ではなく、「お互いに迷惑をかけることを認めあえる」のも「自立」であると考えています。
利用者と職員がお互いの横のつながりで協力しあい、利用者の基本的な人権を守って、平等で心身ともに健康な生活を目ざします。

作業は「できる」「できない」や「収益を上げる」ことには重きをおきません。
作業時間に余裕を持ち、個人の適性や希望を採り入れます。
なるべく多くの選択肢を用意しています。

高齢者や車椅子の方にもやさしく、部屋や通路のスペースなども広く取り、生活空間にもゆとりを持たせています。

わたしたちは、地域社会との「共生」を基本にし、障がい者も地域社会の一員として、積極的に社会に参加していきます。
また、ボランティアの受入にも力を入れます。
より多くの地域の方々がボランティアという形を通して利用者と接していただくことが、お互いの幸せにつながることと思っています。
ボランティア交流室を設け、地域の人々が気軽に学園を訪れ、交流を図れるような環境づくりにも配慮しています。